尾上菊之丞の日記
蝉だ!
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今日は今月最初の稽古日。お盆の入りに稽古日とは少しお弟子さんには迷惑だったかもしれませんが・・・
突如、蝉の鳴き声が凄まじく、家の中に蝉が入り込んだのかと思いました。近寄ると網戸にしっかりとへばりついていました。鳴いている蝉の裏側を見たのは初めてだったので興味深くまじまじと見てみました。ビルの谷間で樹木が少なく網戸にとまるとはなんともいえませんね。。。
ゴロン!
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我が家のチョコです。家にいるときはひっついてます。。
不思議と着物を着てるとなんだか怖いのかあまり寄ってきませんが(苦笑)
今日は勘十郎さんと二人で、趣向の華でやる「忠臣蔵 大序」のお稽古に常磐津英寿先生の稽古場へ行ってきました。約30ちょっとの曲ですが、独吟なので色々な役を一人で語り分けるため、かなりの体力が必要な演目で、1時間半のお稽古でしたが、終わった時にはぐったりとしていました。
そのあとも夜まで趣向の華の練習で一日を終えましたが、これから追い込みのお稽古、みんなで頑張っていますので、皆様楽しみにしてください!!
ティックルズ
染五郎プロデュース傾奇おどり「擽~ティックルズ~」が終わりました。「魑魅魍魎的」から始まったこのシリーズ第四弾。京都南座で3作品、大阪松竹座で1作品とすべて関西、常に一回限りの公演でした。皆様本当にありがとうございました!!
例年だと夏はあまり忙しくないのですが、今年の夏はまだまだ続く。また明日からがんばりたいと思います!!
文学座・かぐや姫
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今日は8月7日から日生劇場で上演される、文学座「かぐや姫」の舞台稽古に行ってきました。所作指導ということで何度か稽古に伺いました。写真は楽屋にて演出の高橋正徳さんです。一昨年の「夜叉ヶ池」でお世話になった方で、なんと僕よりも歳が若いのですが文学座の演出家として活躍されています。実に楽しい作品に仕上がっていて、親子連れ、家族で夏休みにご覧になるにはうってつけと思います。僕は残念ながら今日の舞台稽古しか拝見できませんが・・・
信濃町の文学座アトリエに稽古で行った時には嬉しいことに代表の戌井市郎先生にも久しぶりにお目にかかりました。なんと御歳93歳!まったくもってお元気でびっくりするくらいでした。僕とはちょうど60違いです(笑)
明日はまた京都に戻って染五郎・傾奇をどり「擽ティックルズ」の舞台稽古。
行って参ります!
三響會
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三響會を終え、東京に戻りました。
今まで、亀井・田中三兄弟とはたびたび共演させていただいてきましたが、三響會に出演させていただくのは今回が初めてで、独特の緊張感に包まれた舞台となりました。
「時雨西行」は三兄弟の祖父、十一代目田中傳左衛門追善演目ということで、身の引き締まる思いで勤めさせていただきました。この曲は、長唄の名曲で、舞踊も演奏もなかなかの難曲です。江口を勤められた、片岡孝太郎さんとの共演も初めてだったのですが、とにかく力むことのないようにと心がけました。藤間宗家の振付にて、花柳・若柳・尾上の立方という四流派が交わる滅多にない舞台でした。
又明後日の朝には京都に舞い戻りますが、ひとまず興奮の三響會を終え東京に戻りました。
写真は南座の屋上から鴨川の眺めです。
暑いっ!
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今日は同じ町内の吾妻徳彌さんのお稽古場に壱太郎くんの稽古に出かけたのですが、浴衣を着て家を出ると、すごい日差し。歩いて5分くらいですが、到着した時にはひと汗かいていました。。
しかもここ数日雨が多くじめじめしていてなんとも過ごしにくい・・・
夕方には国立劇場に「藤間勘右衛門の会」を観に行き、帰ってきてから渋谷のセンター街入口にあるTSUTAYAへ。久しぶりにセンター街を歩きました。夏休みの土曜の夜、ヒトヒトヒト。帰りにアイスクリームを買って帰り、ドライアイスをうちのチョコ(猫)に見せてみました。白い煙を恐る恐る遠目に見ています(笑)
暫くの間新作公演にかかりきりでしたが、やっと終わりました。やっと・・・
スタジオ録音
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昨日の夜は新作公演の本番用の音源録音のため録音スタジオに行ってきました。今回の音楽はほとんどが純日本の邦楽器を使っています。長唄や清元などいわゆる三味線音楽以外にも笙や篳篥の雅楽やメイという馴染みのないアジアの楽器(?)など様々な楽器を使用しています。各パートを別々に録音して段々と音を重ねていく録り方が多かったのですが、これがなかなか難しい作業で結構苦心しました。日本の楽器演奏には楽譜では表現できない「いき」で演奏する部分が多く、ある一定のテンポで最初から最後まで演奏されることはまずありません。その「いき」は同時に複数の楽器や唄の演奏の場合、肌で感じるというか、阿吽の呼吸というか、自然に合わせるものなのですが、各パートを別々に録音することによってその「いき」を感じ取ることができません。むしろ先に録音された演奏者の「いき」を予測することが必要になるのです。これはなかなか大変です。逆に合奏するより難しいかもしれません。
僕にとってはそんな録音でしかぶつかることのない難しさがある意味面白く感じました。生演奏では観客も無意識のうちに演奏者や演者の「いき」を感じています。録音の音源の場合はその「いき」を観客は感じることができません。つまり、「いき」を感じることによって、各楽器や唄が少しずれていてもそれが自然のこととして受け入れられるのですが、「いき」を感じ取れない場合はガッチリと合っていないと違和感やまずい演奏に聞こえてしまうのです。ここが録音音楽の最大のデメリットです。でも録音の現場では普段「いき」で済ませてしまうところを緻密にアジャストしていく演奏がなかなか面白いのです。なんだかわかるようなわからない話かもしれませんが、とにかく楽しんだということです!!
ま~時間的には終了は朝4時を過ぎていましたのでまたもやぐったりでしたが・・・・
道頓堀
3日間大阪に行ってきました。いよいよ「NINAGAWA十二夜」も残すところ松竹座での公演のみ。千秋楽にはなんと200回目の公演になるそうです!(あくまで偶然らしいのですが)
今日が初日だったのですが、不思議なもので同じ作品を上演しているのですが各地のお客様によって反応が大きく異なることがよく分かりました。ロンドンと日本を比べれば、国が違うわけですから反応が違うのは当然ですが、東京と大阪も随分違うように感じました。反応する部分というかタイミングというか、作品の内容によっても異なるとは思いますが、大まかに言ってチャリ場での反応は関西の方が敏感ですね。やっぱりお笑いの町だからでしょうか・・・・?
大阪にいる間は一日一皿以上は餃子を食べていました。大阪はあまり詳しくないのでぱっと行くところが思いつかず、気がつけば餃子の王将って感じでした。。。
夕方には東京に戻って夕飯はネギ焼き。材料はほとんど同じか・・・・(笑)
新作公演稽古開始
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舞踊協会の新作公演も間近に迫り、日々稽古、打ち合わせが夜遅くまで続いています。つい数日前も午前4時までかかり、外に出た頃には空は完全に白んでいました。久しぶりにそんな空を見上げたように思います。午前様がけだるくかんじるとは、自分も歳をとったのかなと・・・
読書
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あまり読書は得意な方ではないのですが、最近読んだ本を紹介してみます。ひとつは直木賞受賞作品の山本兼一著「利休にたずねよ」。茶の道には疎く、せいぜい何度か茶会・茶席に御呼ばれした程度の自分ですが、とても楽しみながら読めました。かなりお勧めです!
もう一冊は重松清著「とんび」。こちらもスラスラ読める小説です。単純でいて涙を流さずにはいられない。共感できてもできなくても感情を揺さぶられる物語です。なんとなく父親とはという帯の文句に誘われて読んでみましたが、著者の重松清さんの作品は以前にも何冊か読んだことがありますが、泣ける本が多いですね。
最後の一冊は夢枕獏さんの新しい作品「闇狩り師 黄石公の犬」という本です。これはまだ読んでいません。以前、舞踊協会の創作舞踊劇場「陰陽師」の時、夢枕先生の書き下ろし作品だったこともあり大変にお世話になりました。陰陽師のルーツであり出世作というシリーズだそうで、これから読んでみようと思っています。
本を読みだすと眠くなるのが難儀ですが、ゆっくり読んでいこうと思います。。。
